この日は、豊洲に来てからまだ手を出していなかった"大物メニュー"に狙いを定めて八千代さんへ。
恐る恐る扉を開いて、カウンターへ。
"大物メニュー"は築地の終盤は提供をやめていたという噂も聞いていましたが、この日は確認したら「ある」とのこと。
店内を見渡していると、個人的にお気に入りの季節メニューが始まっているのを発見。
そわそわ待つ間、心を落ち着けるべく追加で注文します。
ほたるいか。
辛子酢味噌を添えて。
今年は不漁でかなり高騰しているそうですが、ぷりっぷりのぴっかぴか、質のいいほたるいかですねえ。
ほたるいかというと、ミソの味がカギを握るイメージなのですけど、八千代さんのは身からちゃんとイカの旨みを感じるところがワンランク上感があるのですよね。
市場のいい魚介を食べている、という感じ。
今年も大変美味しゅうございました。
煮物で一旦落ち着きまして。
メインが登場。
いつもと違うお皿でオーラを感じます。
大車海老・アジ・ホタテフライ盛り合わせ(3600円)。
笑ってしまうほど大きな車海老のフライ。
ちなみに大車海老2本だと4600円。
安定のアジとホタテ。
カキがあるうちは、アジとカキの組み合わせも可能なようです。
そして大車海老。
もはや伊勢海老寄りなサイズ感。
ナイフとフォークがほしくなるレベルに極太な身を、口いっぱい頬張ってモキュモキュと噛みしめます。
ぶちっと噛み切ってふわっと香りの出る普通のサイズとは違って、噛むほど味が出る系の素材ですね。
殻の香ばしさも随一。
より濃い味がより長く堪能できます。
というわけで、豊洲きっての高級料理のひとつをいただくことができました。
ありがたやありがたや。
ごちそう様でした!