サンセバスチャン3日目のモーニングは、旅前の予習で気になっていた「Old Town Coffee」へ。
前日の「La Issla」は開店15分後くらいの訪問で、残り1席とギリギリだったので、今回は開店時間ぴったりくらいに来て1番乗りでした。
お店はサンセバスチャン大聖堂のすぐ裏手にあって、店員さんは軒並み若めのイケおじといった方々が揃っていました。
カフェラテ。
ガラスのカップでの提供。
この形だとミルクの層が厚くなるので、口当たりがまったりして好みです。
ミルクが濃厚な中でも。やや浅めの焙煎の豆で風味がキリッと立ったラテでした。
フィルターコーヒー(コスタリカ)。
こちらのお店が気になった理由のひとつは、ドリップのコーヒーを提供していたこと。
スペインではここの他に1度も見かけなかったのですよね。
複数の豆の選択肢がありましたが、コスタリカをチョイス。
それぞれの豆の説明はしてくださいましたが、どれも「素晴らしい風味」くらいの内容だったので、1番テンション高くおすすめされたこちらにしました。
少し酸味を残しつつも、ビターな味わいが穏やかに全体を支配しています。
アメリカーノと比べると少し舌に重みを感じるかも。
ドリッパーはHARIOのV60だそうです。
生ハムとトマトのトースト。
生ハムとトマトで赤の映えるトーストです。
生ハムはハモンイベリコ。
口に入れた瞬間、しっとりとける柔らかさと、ガンッと打撃のように強いインパクトのある旨みと香りで頭がグラグラします。
トマトはトマトソースというよりフレッシュトマトを崩したものといった感じで、味付けもさっぱりめ。
緑のソースはパセリとおっしゃっていたような気がします。
そしてここにも胡麻。
見た目鮮やかで、味も抜群、スペインらしさもよし。
一見、日本にもありそうなコーヒー屋さんでしたが、スペインで食べるべきモーニングに出会えて大満足でごちそう様でした!