lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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虎ノ門の「草枕」で本日のコーヒー、チーズケーキ。

1度築地まで戻ったものの、近いうちに時間ができたら再訪しようと思っているお店があったのを思い出しました。

クルッと旋回して虎ノ門へ。


というわけで珈琲の草枕さんへ。

前回も帰ろうと思ったところで思い出して寄っていますね。
色々歩き回った後築地に寄ってから帰ることが多いので、虎ノ門ってそういうポジションになってしまうみたいです。


この日は先客がいらっしゃらなかったので、ちょっと広めの席に。

ひとりなのでカウンターの方がいいのかもしれませんが、
奥のちょっと照明のくらいところにあるカウンターではご主人と常連さんが盛り上がっていらっしゃってちょっと敷居が高く感じられるのですよ。

この日もすぐ後に常連さんがいらっしゃって、和気藹々とお話されていました。


草枕」ということで漱石関係の本もありますが、幅広いジャンルの本が並んでいます。

個人的に気になったのは、左下の石原慎太郎、ふたつ飛んで新垣隆、小保方晴子のそこはかとなく五月蠅いライン。


本日のコーヒー(700円)。
内容を伺うと「ケニアの豆を普通の焙煎で普通くらいの感じに淹れました」とのこと。

こちらのお店のコーヒーメニューは「こいめ」「ふつうめ」「うすめ」という表記になっているので、
それになぞらえた説明でしたが、
「普通の焙煎で普通くらいの感じ」だけ聞くと随分ざっくりした説明に聞こえて耳に残りました。


にしてもカップが凄まじくいいなあ。
写真だとこの"青"が伝えきれないのが惜しいですが、濃いわけではないのに吸い込まれそうな絶妙な深さです。

今までも数々のすばらしい名カップでコーヒーをいただいてきましたが、
購入できないかとその場でググったのは初めて。
残念ながらこれは限定物の非売品のようでした・・・。


パンチはないものの苦味と渋みがしっかり出た強い味わい。

普段ケニアは選んでは飲まないのですが、選択肢に入れたくなる飲み応えのあるコーヒーでした。


チーズケーキ(400円)。
某店のご主人にオススメされたのがこちら。

添えられているのはオレンジマーマレード。


塩胡椒少々がアクセント。
チーズケーキやコーヒーの味わいにも変化が付きそうで期待が膨らみます。


カットして口に入れるまでは、すごく軽く、ふわっとした第一印象ですが、
舌の上で融け出すとねっとりまとわりつくように濃厚。

ケーキに釣られてか、コーヒーの味も舌に残って感じられるようになりました。

華やかではないものの、互いを引き立て合っているいいコンビのコーヒーとケーキでした。
ごちそうさまでした!

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