以前から気になっていた八十一というそば・うどん屋さん(?)に行ってみました。
そば屋としては立地は決して良くはないのではないでしょうか。
出前もやっているということなので、むしろそちらが中心なのかな?
11時半開店かと思いきや、時間を過ぎても「準備中」の札が。
向いのコンビニで時間を潰しながら様子を見ていると、それらしいおじさんが出てきて店の横のプランターを
いじり始めました(笑)。
急いで駆けつけ、「もうやってますか?」と聞くと、どうぞどうぞ、と。
どうぞどうぞって(笑)。
店内に入ると、どうやらおじさん一人で営業されているよう。
出前のときはどうするんだろう?
注文はカツ丼。
未知の店ではどんな量が出てくるか分からないので、一応ご飯は少なめでお願いしました。
カツ丼でお願いします、と言うと、「カツ丼!?はいはい。」
ご飯は少なめでお願いします、と言うと「少なめ!?はい。」
のように、いちいち驚いたような反応が返ってきます。
注文がそば、うどんじゃなかったからかな?
注文から10分とかからずに出てきました。
カツ丼(850円)。
味噌汁、冷奴、お新香が付きます。
味噌汁はほぼ味の素です(笑)。でもアツアツで良い!
カツはドーンと大きめ。
卵は白身と黄身がほぼ完全に分かれていますが、半熟感は残っています。
カツは大きめかと思いましたが、よく見ると衣がすごく分厚い。
例えるなら、カレードーナツ並みです(笑)。
肉は塩コショウでしっかり下味を付けているのか、火が通り過ぎているせいか、ポークソテーを食べているのと錯覚します。
出汁は甘くなく、量も適量。
ご飯は少しベタつき気味ですが、それでもかなり美味しくいただけました。
まあ衣がたっぷり出汁を吸って、最後までアツアツでしたし、これはこれで美味しいカツ丼でした。
それ以前に、ご主人の慣れない応対に何だか哀愁があり、和みました(笑)。
何年やってるんですか!って言ってやりたい。
でも何度も通ってあげたい。
そんな店でした。
次はそばかうどんにしよう。