ちょこちょこと用事を済ませた後はランチを食べに東銀座のこちらのお店へ。
カーヴ・デ・ヴィーニュ。
歌舞伎座の裏の通り沿いの地下にあります。
ちょうどランチの看板を出すタイミングで入店。
売り切れ必至の限定メニューだという「牡蠣のグラタン」を狙っていたので、一安心。
メニューには「冬牡蠣のグラタン(1050円)」と表示されていました。
オプションでスープやサラダ、デザートも追加出来るようになっていたのでグリーンサラダ(300円)を追加。
ちなみに僕の次のお客さんは全く同じ注文、その次のお客さんは冬牡蠣のグラタン単品の注文でした。
特に限定についての記述は見ませんでしたが、確かに人気商品のようです。
店内は小さめながら高級感のある一室。
サービスの若い男性はまだ不慣れな感じでしたが、年配の男性の方はお屋敷の執事のような佇まいで高級感と安心感を演出していました。
こちらも評判のいいパン。
しっかり温めてから提供されるくるみパンでした。
カリカリッとした表面、強めの弾力を持った生地の中には香ばしくローストされたくるみ。
この価格帯のランチのお供に出てくるパンとしてはなかなかない美味しさです。
バターもすっきりとした味でとても美味しかったです。
サラダはある意味高級ボリューム。
ふんわりとした葉物のサラダなので量は少なめですが、食感はとてもいい野菜でした。
メインのグラタンがグツグツいいながら登場。
平たい器に入っていて、ネット情報によるとボリューム感的には物足りないのだとか。
今日の僕には十分です。
あー、牡蠣が透けています。
牡蠣はグラタンということでしっかり加熱されているからか、やや小振り。
でも旨みは、ホワイトソースにたっぷりと吐き出されていながら、身からまだまだ溢れてきます。
数えられただけでも14個入っていました。
全体的なボリュームがどうとかはあるのかもしれませんが、牡蠣を食べた満足感は確実に得られます。
具材は他にもゆで卵、マッシュルーム、ほうれん草、ベーコン、玉ねぎがたっぷり。
それらの水分でホワイトソースがちょっとシャバシャバになっていて濃厚さに欠ける気はしましたが、逆にあっさり食べやすかったです。
パンはもう一つ。
バゲットにしてはやや黄色みがかっていましたが、バターの色でしょうか。
こちらももっちり食感でとても美味しいパンでした。
築地で満腹になっていたので正直行くか迷ったのですが、行っておいてよかったです。
限定メニューということでハードルは高いのかもしれませんが、ありつけるチャンスのある方はぜひ行かれるといいと思います。
落ち着いた空間で、美味しいパンとグラタン。
寒い冬に嬉しい心も身体も温まる時間を過ごせました。