田町に移動してこの日のランチは今年初のminobiへ。
米花でお願いしたお土産の焼き鳥を持って新年のご挨拶です。
予約はしませんでしたが、端っこに1席いただけました。
後から来た予約していないお客さんは断られたりしていたのでラッキーでした。
まずはパン。
「もっと大きくなりなさい！」とパンは悪ふざけサイズ。
美味しいパンに美味しいバターです。
大根のポタージュ。
ちょっと青いところからスイーツのような甘さまで大根の風味を余すことなくクリームでまとめあげて味わうことができます。
結構胡椒が効いていましたね。
トニック・レモン。
洒落乙なグラスでいただけました。
甘いだけでなく柑橘の苦みが効いてさっぱりしたトニックウォーター、好きなんですよねー。
前菜は白レバーのテリーヌ。
「ビックリするくらい白かった。」という上質の白レバーを使用したテリーヌ。
旨みや甘みが何種類も交わっています。
添えられたマスタードを付けてもまた違った味わいがあります。
メインはフランス産鴨胸肉のロースト、コーヒーバニラソース。
出てきた瞬間コーヒーバニラのスイーツのような大人の甘さの香りに包まれます。
表面にコーヒーバニラソースを塗って仕上げてあります。
逆に下にはヴィネガーをしっかり効かせたソースを敷いて引き締め。
火入れはロゼ色とはいきませんでしたが、十分に柔らかくジューシー。
表面はカリッとしています。
鴨はやっぱりフレンチの王道ですね。
溢れる肉汁がソースを仕上げます。
デザートはストロベリーのムースにベリーのソース、キャラメルバナナを挟んで。
フランボワーズ、カシス、苺を使った酸味の目立つソースの下にキャラメルバナナを忍ばせてあります。
「バナナの南国の香りがベリーのソースの良さをより一層引き立てる、ことになっています。」とのこと。
しゅわっと淡く消えていく食感のムースは優しい甘さのいちご味。
ソースの酸味と合わさると苺の風味が立ってくるように感じます。
いやいや、やっぱり美味しい、いつも期待を上回ってくれる料理の数々でした。
最近は和食が多いですが、このお店に来るとフレンチが大好きになります。
