5月22日(日)、一夜明けて日曜日になりましたが、この日はチーズ屋さんスタートだったのでチーズ記事が続きます。
やってきたのは清澄白河の北海道産チーズ専門店「チーズのこえ」。
ちょっと前回訪問から間が空いたこともあってか、ラインナップが入れ替わっていました。
オーチャード。
プレス(圧搾)して水分を抜いたセミハードチーズ。
見た目に分かる通り、表面近くはガッシリ、中はもっちりと食感に違いがあります。
もっちりとしながらもシャリ感があったり、不規則に入った小さな気泡で食感のリズムに間が出来てなかなか楽しめます。
ミルクの香りは弱いですが、後半から残る高貴で無機質な白カビを思わせる味もなかなか。
味の弱さは気になるものの、要所要所に光るところのあるチーズでした。
7,600円/kg。
アジアーゴ八十士。
穀物などの配合飼料を使用せず、ほとんど草だけで育てた牛の乳を使っているのだとか。
アジアーゴは、日本ではそれほど知名度が高くないものの、イタリアでは毎日食卓に並ぶといっても過言ではないほど一般的なチーズなのだそう。
このチーズは、生産者が特に名前を付けなかったのでチーズのこえのご主人が「アジアーゴに近い」ということで命名したのだとか。
鮮やかな黄色が印象的。
塩の味が立っていて単調になるかと懸念したのもつかの間、塩味が2段階構造になっていて後半に「2つ目の塩味」が出てきます。
クセがなく食べやすいチーズでした。
8,400円/kg。
以前に比べると店員さんが一所懸命説明してくださるようになった気がします。
食べてみるとイメージと違ったりして、まだコミュニケーションは必要ですが、また伺うのが楽しみになりました。
今回購入したチーズはどちらも130g強。
大体このくらいのサイズから用意があるようです。
訪問を検討されている方はご参考までにー♪