12月12日(月)、はしもとさん明けですが目が覚めたので早めの時間の築地へ。
早すぎたので、前日美味しかった干し数の子を探したりして時間をつぶしてから米花さんへ。
おはようございます!
「最近お茶が濃いから『コーヒーですか?』とか言う奴がいるんだぜ?」
と、いきなり出てきたのはこちら、茄子!
ものすごいサイズです。
宮崎県の伝統野菜「佐土原なす」というものらしいのですが、このサイズが普通なのでしょうか?
お重に入りきらない鰻のように、畳んでありますね。
茄子といえば油調理と相性バツグン。
「茄子 油」で検索すると大抵「油を吸いすぎないコツ」みたいなページに当たりますが、
油を吸いすぎるのがまたよかったりする困ったヤツなんですね。
かなりの油だったので「揚げ茄子」かと思ったのですけど、焼き目の感じを見ると間接焼きのようですね。
食べ応え満点の一品でした。
これを思い出すな。
メインはなめたかれい煮。
米花さんでは色々なカレイが出てくるので、今までも、
「なめただと思ったらマガレイだった」とか「赤ガレイだった」とかいった経験がありましたが、
今回は「逆にマガレイかな」と思ったところ「なめた」だったそうです。
「見分けが付カレェ・・・」
今年はまだ卵が大きなのには出会っていませんねえ。
その分エンガワのインパクトを終始メインにいただきます。
身もしっとり、ほどよく脂が入っていますね。
やはりシモの醍醐味はたっぷり、ぷりぷりのエンガワ。
たまらんですねえ。
この日のお味噌汁は油揚げと、ちょっと珍しく生海苔入り。
磯の香りが心地よいです。
どれも美味しくいただきましたが、この日は何といっても茄子の印象が凄まじかったな。
夏場は茄子三昧になりがちな米花さんですが、この時期の茄子も大当たりでした。
ごちそうさまでした!