ランチはフレンチの予約をしていたのでちょっと迷いましたが、いい気分のまま米花さんへ移動。
「遅いのね!どうしたの?」
この天気で!
「ああ」
お寿司屋さんが空いてまして!
「何だよ!」
ニシン。
米花さんでは頻繁に登場した時期もありましたが、ちょっと久しぶりのような気がします。
甘辛な味付けで、山椒をたっぷり効かせてあったので、有馬煮と呼べばいいかな?
ギュッと締まった身に詰まる旨み、よく膨らんでトロッとした皮目。
節分、立春を迎える週末でしたから、春告魚をいただくのにもってこいのタイミングでしたね。
大根は水分の抜けたのを漬けたのでしょうか。
コリコリして、これ結構好きなのですよねえ。
フグ汁。
この日は何がメインとも決め難かったですね。
丼いっぱいにフグ、白菜、ねぎ、しいたけ、豆腐と具沢山。
寿司大さんでもアラ汁をいただいていたので、こりゃあお腹たぷたぷだなあと思っていると……
まさかのお味噌汁が(笑)。
こんな風にしてフグをいただくのは初めて。
開き干しになったものなのかな?
薄ピンクの身は、ちゅるとろっと個性のある質感。
フグのお出汁と、野菜から出た甘みも力強く主張がありました。
というわけで、寿司大さんの並びで多少身体が冷えていましたが、すっかり中からぽかぽかに温めていただけました。
米花さんはお出汁が美味しいので椀物にハズレがありませんね。
大満足です!ごちそうさまでした!