かき氷の後は下北沢を散歩して、休憩がてら今年オープンした駅南西口のカフェ「料理と暮らし 適温」さんへ。
食材に留まらず「テーブルやお皿など食を取りまく環境」にまでこだわったということで、お店の外まで品のよさというか、センスのよさが漏れ出ていて気になっていたのですよね。
ホームページを見ると「カレーの惑星」「胃袋にズキュン」など下北沢で話題のお店をいくつか経営している会社の系列のようでした。
カフェラテ。
ラテにしてはやや縦長気味のカップで、スチームミルクの層が厚くなっているためもこもこな口当たりを満喫できます。
カップが素敵。
にんじんポタージュ。
白いお皿に明るいオレンジの映えるスープです。
野菜の甘みを活かしつつ、ビストロ寄りの塩気と胡椒のビシッと利いた1皿でした。
サラダ。
新鮮そうで彩り豊かな野菜に、自家製と思われるドレッシングがかかっています。
野菜が美味しいとそれだけでいいランチが確約される気持ち。
メインはバインミー。
ランチは全てのメニューにサラダとポタージュがつくということでしたが、順番に、それもこだわりの食器で提供されるとまるでコース料理をいただいているような趣になります。
バインミーの中身はレバーペーストと自家製ピクルス。
定番具材であるレバーペーストに、なますのイメージでピクルスを合わせたというところでしょうか。
ピクルスがボリュームのあるカットで、みずみずしさを残した仕上がりなので噛んでいるときの印象はバインミーのそれとは少しズレるのですけど、口の中で次第にまとまってくる味わいが馴染みのあるところになっていて面白かったです。
バインミーとしてはちゃんとしすぎているともいえそうなちゃんとしたパンでした。
デザートも含め、他のメニューも気になるのでまた伺えればと思います。
食器が素敵なお店はそれを楽しみに再訪したくなる今日この頃だなと思いつつ、ごちそう様でした!