「il tram」さんから色々移動してやってきたのは下北沢の「珈琲屋うず」さん。
かなり冷え込む中、他に選択肢が狭まってくる遅めの時間に恐る恐るやってまいりましたが、席が空いていたので一気に身も心も温まりました。
この日はデミタスに決めてきたので、初志貫徹で注文。
ドリップ前に、ひと回り小さなサイズのデミタスカップのソーサーが用意されます。
デミタス(マンデリン)。
しばらく注文は口頭のやりとりのみで、紙のメニューがなくなっていたのですけど、今回は新しい紙のメニューが用意されていました。
デミタスは特に豆の種類は書かれておらず、ドリップが終わって提供される際に「マンデリンです」と教えてくださいました。
舌に触れた瞬間からズンとくる重さと、ウィスキーを思わせる度数の高いアルコールのような抜けのいい香り。
冷めるに従って味に軽さは出てくるのですけど、のっぺりとした質感は最後まで舌を覆うようにして喉の奥へと流れていきました。
この日は注文ごとのドリップの違いなども拝見できて、大変勉強になる思いがいたしました。
僕自身は「重め」を注文することが多いのですけど、この日は「軽め」のドリップを拝見することができました。
重めが点滴なのに対して軽めは湯線抽出なので、全く手法が違っていて興味深かったです。
次回は、たまには軽めを注文してみようかな!と思いつつ、ごちそう様でした!